オンライン絶対音感トレーニング
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「絶対音感」とはなんですか?
このツールを使い始めるまえに、まず絶対音感とは何か確認しましょう。
絶対音感とは人間の能力で、いくつかのレベルがあります。
- もっとも基本的なレベルは音高の認識です。 以下のような経験をしたことはありませんか?あなたはある楽曲を知っています。キーはCメジャーとしましょう。あなたはその楽曲を何回も聞きました。その後で、あなたはその曲を別のキーで聞きます。例えばEメジャー。すると、すぐにあなたは何かが違うことを感じて、それはもはや同じ楽曲とは思えません。この音高の認識はとても良いサインで、それは実は、練習をすればあなたは次のレベルを達成できるということを意味しています。
- このレベルを達成するとき、基準音なしで、一つの楽器が演奏する音符を識別することができるようになります。ほとんどの人にとってこのレベルは多くの練習を要します。
- さらに高いレベルの絶対音感は、異なる楽器の複数の音符の認識を可能にします。
- 最高レベルは聴覚記憶と呼ばれます。 これも、基準音なしで音符を発音することができます。
ときどき、これらのレベルは重なります。たとえば、一定量の練習のあと、あなたは複数の楽器の一つか二つの音を識別できるようになるでしょう。または、クロマチックスケールの十二音階全部を識別する能力を完璧に鍛える前に、特定の一つの音を正確に歌うことができるようになるかもしれません。
このオンライン絶対音感トレーナーはあなたが現在どのレベルであったとしても、あなたの耳を良くする助けとなるよう設計されています。
絶対音感を鍛えるコツ
1. 正しい環境
絶対音感を鍛えるための訓練をすることは、瞑想と比較できます。
この練習はとても個人的な体験です。あなたはそれぞれの音に深く耳を傾けて、その音と繋がり、あなたの耳に絶対音感をもたらす必要があります。ですから、正しい環境は重要です。
理想的には、何も邪魔するものがない場所を見つけたほうがよいでしょう。快適で体がリラックスできて安らぎを感じる場所です。
2. いつも同じ楽器で練習する
最初は一つの楽器で始めることを推奨します。自分で演奏する場合は、自分の楽器に一番近い音色がする楽器を選びましょう。例えば、あなたがピアノを演奏するのであれば、サイト内のバーチャル楽器コレクションの全てのピアノの音をチェックして、一番気に入った音を選択します。
あなたがボーカリストの場合は、一番なじみがある楽器を選びます。
3. 高品質のヘッドホン
私たちのバーチャル楽器の音質は高音質の256kbpsです。安い数百円のイヤフォンで台無しにしないようにしてください。高品質の機材を使用して、練習を常に楽しみましょう!
4. 中域を使う
いくつかの練習では音符を発声する必要があります。あなたがビギナーの場合は、あなたの歌声にあった音域を選択することを推奨します。このオンライン絶対音感トレーナーでは簡単にその設定ができるようになっています。
歌える音符に慣れたら、徐々に練習する音域を広げましょう。
5. 毎日練習する
耳のトレーニングセッションはそんなに長時間行う必要はありません。ほとんどの人にとって、通常一日15分から20分で充分です。
6. 必ず正しい状態で練習する
この練習を瞑想と比較できるということを覚えていますか?あなたの状態はとても重要です。
耳のトレーニングセッションを始める前は少し時間をとって、心地よく座り、体に意識を向けて、気分よくリラックスしているようにしましょう。
1,2分自分の呼吸に意識を向けます。息を長く吐くことは体をリラックスさせる効果があります。この練習の準備をする時はこのちょっとしたコツを使うとよいかもしれません。
絶対音感を鍛えるための練習
絶対音感の開発の背後にある基本的なアイデアは、12個のクロマチックノートは、言ってみればそれぞれ独自の「香り」や「色」を持っているということです。 この香り、または色は、例えばノートAの場合は全てのオクターブで同じです。より低い音程の時は、「より暗い」香り、または色、より高い音程の場合は「より明るい」ということができます。
ここで、この香りや色を感じる能力を鍛えるためにできる練習をいくつか紹介します。いずれは絶対音感を開発できます。
1. リラックスして聴く
2オクターブ中の2つの音ではじめましょう。何人かの専門家、例えばDavid Lucas Burgeは、F#とD#ではじめることを勧めています。これらの音の香り、または色は訓練されていない耳でも通常識別しやすくなっています。
バーチャルキーボードの鍵盤をクリックするか、または活動を「練習」に設定し、再生される音を選択してプログラムにランダムに発音させることができます。
これまでのセクションでお伝えしたコツを忘れないようにしてください。音の香り、または色を感じるためには、リラックスした状態で注意深く聴く必要があるのです。
2. 絶対音感のテスト
2つの音に慣れたら、活動をテストにセットして連続で20回識別できるかチェックしましょう。
これが問題なくできたら、もう一つの音、例えばAを追加するか音域練習を3オクターブに広げます。
3. 音高の一致
ここまでは、なにも発声せずただ聴くだけでした。絶対音感を鍛えるためのもう一つの重要な練習は音高の一致です。これは聴覚記憶を鍛えるために役立ちます。
あなたの歌声の中のいくつかの音ではじめましょう。ここでも、バーチャルキーボードで鍵盤をクリックするか、活動を「練習」にセットしてプログラムに発音させることができます。
あなたの目標は、この音の音高をできる限り同じように再現することです。それぞれの音を正しく発声できるようにチューナーを使いましょう。ヘッドホンが必要なことは明白です。ヘッドフォンがあれば、チューナーはあなたの声だけを拾いバーチャル楽器の音は拾いません。
あなたが真剣な歌手ならばAndrew ByrneによるThe Singing Athleteという本を強くお勧めします。
単音を歌うことに慣れたら、2つの音の和音で(同時に)練習をはじめましょう。練習「2つの白鍵、長三度と短三度」を選択します。音を聴いたあと、最初に低い音を発声して、それから上の音を発声します。もう一度チューナーで自分の声をチェックしましょう!
内蔵チューナー-聴覚とボイストレーニング用インスタントフィードバック
このオンライン絶対音感トレーナーには内蔵チューナーが付属しています。使い方はいくつかあります。まず「答えるのに使うのは」でマイクを選択して活動を「テスト」にセットします。練習方法はいくつかあります。
- ビギナーの方は、前のセクションで説明した「音高の一致」の練習-聞いた音をすぐに歌う練習-ができます。最初は「1つの音符」の練習ではじめて、それから2、3音の練習へと移行します。自分の歌声でこの音域練習を楽にこなせるようになったら、間隔を広げましょう。例えば、下に一オクターブ追加します。音が低すぎる場合は、一オクターブ上で発声しましょう。この場合「間違ったオクターブはエラーと見なされます」のチェックは外します。こうすれば、発生した音程は正しい解答とみなされます。
- 「答えるのに使うのは」でバーチャルキーボードを選択していても、チューナーが使用可能です。「チューナーを表示」をオンにしましょう。こうすることで練習のために「ずる」ができるので、音程がわからない場合もマイクに発声できます。この方法で練習する場合は、判別が難しかった音に別で時間を割くことを強くお勧めします。
- 楽器を演奏する場合は、質問に楽器を使用して答えることができます。ご自分の楽器ではじめてください。例えば、普段ギターを演奏する場合は、バーチャル楽器の「ギター」を選択します。ギターで簡単に音を判別できるようになったら、バーチャル楽器を例えば「ピアノ」に切り替えて、ギターを弾いて解答します。この練習はあなたが演奏方法を耳で学びたい場合や他のミュージシャンと即興演奏をする場合に特に役立ちます。